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2014年02月15日

「泣いた赤鬼」を思い出して・・・

人が集まるとき、皆さん最高の笑顔をされます。
ワクワクしたお顔を見るとこちらまで嬉しい気分にならせていただきます。
私は、チョット緊張感のあるその瞬間と、それぞれ笑顔でお迎えするシーンが大好きです。

そんな中、ふと思い出す昔話があります。
皆さんも覚えていらっしゃるでしょうか?「泣いた赤鬼」です。
私は小さい頃、初めて読んだときショックを受けました。

そこまでして友達になりたいと思ってくれる鬼さんがいるんだと・・・
そして、その望みを叶えようと協力してくれた青鬼さんって何て優しくて可哀想なんだろうと・・・
「仲良くしたい」という気持ちの奥に、見えないいろんな感情や行動があるのを知りました。

人間同士ではそんな複雑な真似はしないでしょうが、それでも同じ仲間同士でももっと仲良くなりたいという願望が出てきます。
たまに思い出すのは赤鬼さんの気持ちです。

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滑稽なほど純粋な鬼さんの気持ちに心打たれます。
今は、この純粋さはかえって不審に思われる世の中でもあり、人の心は、複雑で厄介な生き物だとつくづく思うのです。

ちなみに皆さんご存知だとは思いますが、そのお話しを載せさせていただきます。
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・あらすじ


とある山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていました。そこで、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」という立て札を書き、家の前に立てておきました。

しかし、人間たちは疑い、誰一人として赤鬼の家に遊びに来ることはありませんでした。赤鬼は非常に悲しみ、信用してもらえないことを悔しがり、終いには腹を立て、せっかく立てた立て札を引き抜いてしまいました。

一人悲しみに暮れていた頃、友達の青鬼が赤鬼の元を訪れました。赤鬼の話を聞いた青鬼はあることを考えました。
それは、「青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう。」という策でありました。これでは青鬼に申し訳ないと思う赤鬼でしたが、青鬼は強引に赤鬼を連れ、人間達が住む村へと向かうのでした。

そしてついに作戦は実行されました。青鬼が村の子供達を襲い、赤鬼が懸命に防ぎ助けました。作戦は成功し、おかげで赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになりました。人間の友達が出来た赤鬼は毎日毎日遊び続け、充実した毎日を送りました。

だが、赤鬼には一つ気になることがありました。それは、親友である青鬼があれから一度も遊びに来ないことでありました。今村人と仲良く暮らせているのは青鬼のおかげであるので、赤鬼は近況報告もかねて青鬼の家を訪ねることにしました。しかし、青鬼の家の戸は固く締まっており、戸の脇に貼り紙が貼ってありました。

それは「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。ぼくはどこまでも君の友達です。」 という青鬼からの置手紙でありました。

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赤鬼は黙ってそれを2度も3度も読み上げ、涙を流して泣きました。その後、赤鬼が青鬼と再会することはありませんでした。


※実は、その続きが作られたようですが、あえて今回は触れないようします。


posted by 館長 at 00:51| Comment(0) | 徒然に
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